皆さん、こんにちは!今回は、ビジネスチャンス溢れるASEAN
(東南アジア諸国連合)の魅力について、徹底解説していきます。
アタリコンサルティングの金子がお届けします
ASEANの人口推移と経済発展
ASEANの経済発展を語る上で、まず注目すべきは、人口増加と若さです。
今後の人口増加と若さが、力強い経済発展を支えていくと予想されています。
左のグラフは、ASEAN諸国の人口推移予測を示しており、2050年頃には約8億人に達すると予測されています。

若さというポテンシャル
右の表は、ASEAN各国の平均年齢(中央値)です。日本が48歳と言われる中で、ASEAN諸国は若い世代が中心となっていることが分かります。
- シンガポール: 42.4歳
- タイ: 39.7歳
- ベトナム: 32.5歳
- インドネシア: 31.2歳
- フィリピン: 25.5歳
特にフィリピンは25.5歳と非常に若く、今後の消費市場の拡大が期待できます。

成長著しいASEANの一人あたりGDP
ASEANの一人あたりGDPの成長は目覚ましく、過去20年間で約4倍に増加しています。
都市部に注目すると、さらに顕著な成長が見られます。
例えば、タイでは国全体のGDPが7,070USDなのに対し、
バンコクは13,433USDとなっています。
消費市場を狙うなら、都市部を重点的に攻めるのが効果的でしょう。

日本への高い好感度
ASEANの魅力として、日本への高い好感度も挙げられます。
電通の調査によると、ASEAN諸国は軒並み日本への好感度が高く、
ビジネスにおいても親しみやすさにつながる可能性があります。
好感度の理由:ODAと日本文化
日本への好感度が高い理由としては、主に以下の2点が挙げられます。
- 日本のODA(政府開発援助): 長年にわたり、インフラ整備などを支援
- 日本のアニメや漫画などのサブカルチャー: ドラえもんやドラゴンボールなどが人気
これらの要因が、日本への親近感を高め、ビジネスにおいてもプラスに働くと考えられます。
まとめ:ASEANはビジネスチャンスの宝庫!
今回は、ASEANの魅力として、人口増加、若さ、高い経済成長率、
日本への好感度の高さをご紹介しました。
特に消費市場としてASEANを捉える場合、都市部をターゲットに、
日本への高い好感度を活かしたビジネス展開が期待できます。