vol.144 売れる会社は、7つのステップを1つずつ突破しているだけです

こんにちは。
今回は、「マーケティング戦術の全体像」を理解するために重要な
顧客の7つの関門(=7ステップの意思決定プロセス)
について解説していきます。

商品が売れない大きな理由は、
この7つの関門のどこかで顧客が止まってしまうからです。

では、順番に見ていきましょう。


1. 認知(商品・サービスを知る)

顧客の最初のステップは“認知”。
そもそも商品やサービスの存在を知らないと、購入につながりません。

アクション例

・展示会(リアル・オンライン)
・訪問営業
・DMやメール配信

突破できない理由

「存在を知られていない」
これが一番多い問題です。

動画、SNS、Webサイトなどで、まずは「知ってもらう」ことが重要です。


2. 興味(興味や関心を持つ)

認知はしたものの、
“なんとなく魅力を感じない”
“自分に必要だと思わない”
この状態が“興味”の壁です。

アクション例

・セールスレター・LPの制作
・デザイン改善
・説明動画の制作

突破できない理由

「知ってるけど、ニーズを感じない」

ここを突破しない限り、資料請求や問い合わせには進みません。


3. 行動(問い合わせ・来店・資料請求)

興味を持っても、
「問い合わせが面倒」
「後でいいや」
と止まってしまいがちです。

アクション例

・HPに問い合わせ先を明確に記載
・相談窓口の見える化
・無料相談の設置

突破できない理由

「興味はあるが、行動が煩雑・怖い」

行動のハードルを“低くする”施策が必要です。


4. 比較(競合と比較して選ぶ)

顧客は必ず、他社と比較します。
特に BtoB ではこのステップが非常に重要です。

アクション例

・営業マンの対応力向上
・比較表の作成
・デモ対応

突破できない理由

「競合の方が良いと判断された」

ここが突破できないと、見積依頼だけされて他社で決まる…ということが起こります。


5. 購買(契約・支払い・注文)

欲しいと思っても、
「申込が複雑」
「決済が面倒」
「条件が不安」
こうした理由で止まることがあります。

アクション例

・契約書の簡素化
・支払い条件の準備
・物流・納期の整備

突破できない理由

「買えない障害があった」

購入ステップをできるだけシンプルにすることが大切です。


6. 使用(使う・食べる・読む)

購入後の満足度を左右するステップです。
良い商品でも“使い方がわからない”と不満へつながります。

アクション例

・使い方マニュアル
・導入トレーニング
・使いこなしの提案

突破できない理由

「使ってもらえず価値が伝わらない」

ここをサポートすると、リピートや口コミが増えます。


7. 愛情(満足し、ファン化する)

最後は“愛情”のステップ。
顧客が満足し、継続して利用する状態です。

アクション例

・ファンイベント
・定期訪問
・メルマガやニュースレター

突破できない理由

「存在を忘れる」「愛着が薄い」

顧客と関係を持ち続けることが重要です。


まとめ:7つの関門を突破して初めて顧客になる

今日ご紹介した7つのステップは以下の通りです。

  1. 認知
  2. 興味
  3. 行動
  4. 比較
  5. 購買
  6. 使用
  7. 愛情

商品が売れない時、
「どの関門で止まっているのか?」
を明確にすると、やるべきアクションが一気にわかります。

営業・マーケティング・広報のすべてが、このプロセスに紐づいています。

ぜひ自社の施策をこの7つに当てはめて、
どこを強化すべきか分析してみてください。

この記事を書いた人

金子 浩二

金子 浩二

社外海外部長・社外COO
海外ビジネスの最大化、ドンブリ経営からの脱却を目指していきませんか?
20年にわたり海外ビジネスに携わり、2度の東南アジア駐在を経験。海外営業マンとして海外の最前線で活躍し、30カ国以上計100社以上の海外企業との販売取引を実現。
また海外現地法人の責任者として外国人組織をリード。会社経営の最適化と事業の活性化に注力。

これらの経験から2023年3月に独立し、GC COMMUNICASTIONSを開業。2025年法人成りし、Atari Consulting株式会社を創立。クライアント企業の内側から、社外海外部長・社外COOとしてコンサルティング支援中。

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