vol.38 情報を見える化する図解

みなさん、こんにちは。

仕事を効率的に進めることが難しいと感じている方は多いかと思います。
その中で、情報整理が苦手なことが一因として挙げられます。

今回は情報見える化するツールとして、図解を活用した方法を紹介します。
それでは、始めましょう!

チャート図

仕事を進める上で、時間管理とタスク管理は重要な要素です。

時間とタスクをどのように可視化するかによって、自身やチームメンバーと共有しながら、効率的に仕事の進捗を把握することができます。その際に役立つのが、チャート図です。

チャート図を利用することで、計画との乖離があった場合にどのような障害が発生しているのか、
また全体的なスケジュールにどのように影響するのかを共有しながら、可視化することができます。

相関図

組織内の関係性を表現する際には、相関図マップが役立ちます。

たとえば、チーム内での業務分担や役割を示す際に相関図を用いると、業務の流れや各人の役割を視覚的に把握できます。同様に、会社や組織の関係性を表現することも可能です。

例えば、日本市場において、A社がB社から商品Xを仕入れているとしましょう。同様に、C社はD社から商品Yを仕入れています。そして、商品XとYは同じ市場内で競合関係にあります。さらに、B社とC社の関係が以前は良好でしたが、ある時関係が悪化し、仕入れを停止したとします。

これらの関係性や変化を、文字で説明するよりも、相関図の中で可視化し、実態を図に書き込んでいくことで、理解が深まります。

マインドマップ

あるテーマを中心にして情報を要素分解する際には、マインドマップが非常に役立ちます。アイデアを広げようとすると、情報が過剰になり、また情報が散漫になりがちで、その結果テーマを見失ってしまうことがあります。

このような場合、話を進めながらマインドマップ上に情報の要素ごとに記載していくことで、情報を整理しやすくなります。これにより、常に話の全体像を把握しながら、本題から外れた議論に陥りにくくなります。

マインドマップを使用する際には、ネット上で無料で提供されているツールがあります。
その中でも代表的なものは、以下の通りです。

◾️mind meister

https://mindmeister.jp/

◾️X mind

https://jp.xmind.net/

参考文献

今回の参考文献は、私のロールモデルでもある(株)ワニマネジメントコンサルティング
和仁達也氏の著書「プロの思考整理術」となります。詳しく知りたい方は是非とも本を読んでみてください。

この記事を書いた人

金子 浩二

金子 浩二

社外海外部長・社外COO
海外ビジネスの最大化、ドンブリ経営からの脱却を目指していきませんか?
20年にわたり海外ビジネスに携わり、2度の東南アジア駐在を経験。海外営業マンとして海外の最前線で活躍し、30カ国以上計100社以上の海外企業との販売取引を実現。
また海外現地法人の責任者として外国人組織をリード。会社経営の最適化と事業の活性化に注力。

これらの経験から2023年3月に独立し、GC COMMUNICASTIONSを開業。2025年法人成りし、Atari Consulting株式会社を創立。クライアント企業の内側から、社外海外部長・社外COOとしてコンサルティング支援中。

屋号:Atari Consulting株式会社
住所:愛知県名古屋市中区金山1丁目14-16 トキワビル5階Voltage名古屋
電話:080-4159-8174