vol.116 海外で売れるための分析方法

みなさんこんにちは。
最近インバウンド旅行客の増加がすごいですね。
2024年は約3,700万人の外国の方が訪日したとのこと。

これは最高記録で、ものすごく勢いを感じます。
特に日本は独自の文化や名産品、アニメなどの
サブカル、世界遺産にも登録された日本食、
日本ならではの趣深い風景や雰囲気、
円安による旅行しやすい環境など、
挙げたらキリがないほど出てきますね。

こんな素晴らしい国が他にあるのでしょうか。
私はこれまで30カ国ほど回りましたが、
海外に行って初めて日本の素晴らしさに
気づいたタイプです。

では最近のインバウンド客はどこへいくのか
東京?大阪?いいえ、日本の地方へ旅するケースが
多いようです。というのもそこでしか味わえない
体験を楽しんでいるとか。旅行客も目がこえてきてますね。

そこで見つけたxx焼とか、xx塗りとか伝統工芸品
が売れてるとか。旅行客にとってはその地ならではの
ものやことを思い出や記憶として残したくなるものです。

では、インバウンド客からの需要があるとみて
海外でも売れるのでは!?と思っていませんか?
例えば、越境ECで掲載すれば海外の人が買ってくれるとか。
そんなこと、考えていませんか?
もちろん中にはあるかもしれませんが、
ほとんどのケースでうまくいかないと聞きます。

なぜ、売れないのか?
例えば逆のパターンで、タイに行ったら
ベンジャロン焼きの陶磁器を思い出として
買うことがあっても、それがご自宅近くの
スーパーにあったら買いますか?

思い出として飾るのはいいけど、日用使いでは
少し使いづらいのではないでしょうか。
それと一緒です。

ではどのようにすれば売れるのか。
その答えは海外の現場にあるかもしれませんね。
あなたの製品・商品が海外で、どのような環境下で
どのような使われ方をしている
のか。

そこにヒントがあるかもしれません。
是非探してみてください。

この記事を書いた人

金子 浩二

金子 浩二

社外海外部長・社外COO
海外ビジネスの最大化、ドンブリ経営からの脱却を目指していきませんか?
20年にわたり海外ビジネスに携わり、2度の東南アジア駐在を経験。海外営業マンとして海外の最前線で活躍し、30カ国以上計100社以上の海外企業との販売取引を実現。
また海外現地法人の責任者として外国人組織をリード。会社経営の最適化と事業の活性化に注力。

これらの経験から2023年3月に独立し、GC COMMUNICASTIONSを開業。2025年法人成りし、Atari Consulting株式会社を創立。クライアント企業の内側から、社外海外部長・社外COOとしてコンサルティング支援中。

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住所:愛知県名古屋市中区金山1丁目14-16 トキワビル5階Voltage名古屋
電話:080-4159-8174