vol.152 日本企業の勝ち筋〜商品軸x密着軸による合わせ技〜

皆さんこんにちは。

本日はこれから海外で商談に行く企業のための「日本企業の合わせ技戦略」についてお話しします。

海外市場において、日本製品は「高い」というイメージを持たれることが多いです。

しかし、その「高さ」をどう伝えるかが、非常に重要なポイントになります。

今日は、日本企業が海外で戦うための考え方として、

「合わせ技戦略」を分かりやすく解説します。

まず一つ目の軸は、「商品軸」です。

例えば、日本製の機械が10万円、耐久年数が20年。

一方で、外国製は4万円、耐久年数が5年とします。

一見すると、外国製の方が安く見えますが、

20年間で考えるとどうでしょうか。

外国製は5年ごとに買い替えが必要なので、

4万円 × 4回で、合計16万円かかります。

一方、日本製は1回の購入で10万円。

つまり、長期的に見ると、日本製の方がコストメリットがあるのです。

これが、日本企業が持つ「高品質ならではの価値」です。

ここで重要なのは、

「高いです」ではなく、

「結果的に安いです」と伝えることです。

これが商品軸の考え方です。

そして二つ目の軸が、「密着軸」です。

日本企業の強みは、製品だけではありません。

きめ細かい対応、

迅速なサポート、

販売店との密なコミュニケーション。

いわゆる「ホスピタリティ」です。

例えば、

・カタログの現地語対応

・製品勉強会の開催

・営業活動のサポート

・マーケティングの協業

このような取り組みは、

販売代理店にとって非常に大きな価値になります。

つまり、日本企業は

「良い製品」と「手厚いサポート」

この2つを組み合わせて戦うことができるのです。

これが「合わせ技戦略」です。

まとめます。

海外市場では、

単純な価格競争では勝てません。

だからこそ、

・長期的なコストメリット(商品軸)

・販売店との関係性や支援(密着軸)

この2つを掛け合わせて、

総合的な価値として伝えることが重要です。

もし今、

「価格が高くて売れない」と感じているのであれば、

それは価値の伝え方が、

まだ十分でない可能性があります。

ぜひ、

「合わせ技」で価値を再設計してみてください。

本日の内容が、

海外展開のヒントになれば幸いです。

ありがとうございました。

この記事を書いた人

金子 浩二

金子 浩二

海外営業・経営改善支援コンサルタント
海外ビジネスの最大化、ドンブリ経営からの脱却を支援
20年の海外ビジネス経験。2度の東南アジア駐在。海外営業マンとして約30カ国100社の海外企業との取引実績。
海外現地法人の経営者として、外国人組織のマネジメント経験。

これらの経験から2023年3月に独立開業、2025年4月に法人成りし、Atari Consulting株式会社を創立。わかりやすさとていねいさを強みとし、熱量とスピード感を持ってクライアント企業の事業を前進させます。

社名:Atari Consulting株式会社
住所:愛知県名古屋市中区金山1丁目14-16 トキワビル5階Voltage名古屋
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