vol.150 ヒアリングリサーチ〜ネット検索ではわからない生の情報の集め方〜

皆さん、こんにちは。

今日は意外と盲点?となりやすい「ヒアリングリサーチ」についてお話しします。

海外展開を考えるとき、多くの企業がまず行うのがインターネットでの情報収集です。

もちろん、それも重要です。

しかし、本当に大切なのは、現場でしか得られない『生の情報』です。

マーケットリサーチの目的は、単に市場規模を知ることではありません。

市場の解像度を上げることです。

つまり、誰がプレイヤーなのか、どのような流通経路があるのか、誰が意思決定をしているのか、

こうした現実の構造を理解することが重要です。

そのために有効なのが「ヒアリングリサーチ」です。

例えば、現地の販売店、いわゆるディストリビューターを訪問する。

小売店、つまりリテーラーを訪問する。

同業界の組合や関連企業に話を聞く。

こうした活動を通じて、ネットには出ていない情報を収集することができます。

ここで大切なのが、縦のつながりと横のつながりです。

縦のつながりとは、メーカー、販売店、小売店といった流通の流れです。

横のつながりとは、同業界の企業や関連団体との関係です。

この両方を活用することで、市場の全体像が見えてきます。

例えば、同業界の他社にヒアリングすることも非常に有効です。

商材がバッティングしない企業であれば、意外と多くの情報を共有してくれることがあります。

また、既に海外展開している企業から話を聞くことで、実務的なノウハウを得ることもできます。

ここで重要なポイントをお伝えします。

マーケットリサーチは、机上で完結するものではありません。

自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の足で動く。

これが、成功する海外展開の基本です。

最後にまとめです。

効果的なマーケットリサーチのポイントは次の3つです。

1. 現地で訪問する

2. 縦と横のネットワークを活用する

3. 生の情報を集める

海外展開に近道はありません。

しかし、正しい情報を持っていれば、判断の精度は確実に上がります。

その第一歩が、ヒアリングリサーチです。

本日は以上です。ありがとうございました。

この記事を書いた人

金子 浩二

金子 浩二

海外営業・経営改善支援コンサルタント
海外ビジネスの最大化、ドンブリ経営からの脱却を支援
20年の海外ビジネス経験。2度の東南アジア駐在。海外営業マンとして約30カ国100社の海外企業との取引実績。
海外現地法人の経営者として、外国人組織のマネジメント経験。

これらの経験から2023年3月に独立開業、2025年4月に法人成りし、Atari Consulting株式会社を創立。わかりやすさとていねいさを強みとし、熱量とスピード感を持ってクライアント企業の事業を前進させます。

社名:Atari Consulting株式会社
住所:愛知県名古屋市中区金山1丁目14-16 トキワビル5階Voltage名古屋
電話:080-4159-8174